
コパードの大川です。酷暑の中での夏休みシーズンいかがお過ごしでしょうか。
Salesforce に関わるみなさんには Dreamforce 、
Winter ‘27 へのメジャーバージョンアップという大きなイベントが続いて迫っていますよね。
メジャーバージョンアップに関して、以下の Salesforce 公式ブログを見てみましょう。
Winter '27 に向けた重要な日が列挙されています。
https://admin.salesforce.com/blog/2026/admin-winter-27-release-countdown
それぞれの意味は Salesforce 公式ヘルプで改めて確認して、作業漏れがないようにしておきましょう。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=000391927&type=1
前提知識が揃ったところで、ここから本題です。
本記事では、このバージョンアップをテーマに Claude と Copado AI を組み合わせ、影響確認作業をリストアップし、AI エージェントたちに作業してもらってワークフローとして回す、いくつかのアイデアをご紹介します。
8/19の英語版のリリースノートプレビューでもすぐに試せます。日本語のリリースノートを待たずに調査タスクに早期に着手できますので、ぜひお試しください。
必要なものは2つです。
Claude Desktop ( CLI 版でも同じことはできるはずですし、本質的には Codex でもできます)と Copado AI。
Claude は数多記事があるので好きなようにお手元に準備してください。
ただし Copado AI MCP Server へ接続するので、Claude の有償プランが必要です。
Copado AI は以下から無料でサインアップができます。
実際の有償プランとの差は、組織としての管理機能の有無(実質は他のユーザーを呼び込めないだけです)、プロンプトの上限が月あたり 100 であることの2点。
https://www.copado.com/jp/org-intelligence/get-started
Copado AI がサインアップできたら、 ① Claude から Copado AI MCP Serverを利用できるように設定し、 ② Copado AI からは管理しているプレビュー Sandbox を参照できるようにします。
それぞれのスクリーンショット付きの設定手順は長くなってしまったので、 [Claude と Copado AI を MCP 接続する手順] からダウンロードしてください。
設定が終わると、以下のような接続の状態になります。

この記事を書いている最中にはまだ Summer ‘26 向けのリリースノートが最新ですので、いったんスクリーンショットは Summer '26 のままですが、試すときは最新のものを使ってください。追ってスクリーンショット等は差し替えますね。
リリースノートのページから、PDFをダウンロードします。

開いてみると1000ページを超えています…
あとは Claude を中心に進めます。
ステップ2でダウンロードしたリリースノートの PDF を添付してチャットを始めましょう。
「添付したSalesforceリリースノートを目次で分割して章ごとのMarkdownに保存して」

これらをダウンロードして、いったん Copado AI に戻り、ワークスペースの詳細で知識ベースにアップロードします。
Copado AI の UI に戻るのはここだけです。
これだけで、リリースノートをナレッジに持つ AI エージェントの完成です。


では Claude に戻りましょう。
「リリースノートの目次別に、既存組織への影響調査を行いたいです。 実際に調査をするまえに、タスクを取りまとめられますか。調査のステップについては Copado AI にも確認してください。また、タスク作成時にはCopado AIのツールが利用できるか内容かどうかも確認してください。」

許可を求められたら、内容を確認して許可してください。 Copado AI のスキルを複数使うので数回聞かれますが「常に許可」で大丈夫です。
実行時にはたまたま MCP Server のエラーが出ていましたが、自動的に Salesforce のナレッジを見に行っていますね。
(ここまではほぼ Claude だけで回答ができています)


この先では Copado AI を使った作業を Claude がやってくれます。そのまま詳細化していきましょう。とりあえずは一部だけ試します。
「これらの内容をタスクリストとして保存してください。そのうえで、フェーズ2 08 オートメーションに関する調査を進めたい。」

途中の実行状況を開いて見ると、Copado AI の salesforce_read_metadata を利用して情報を取得しています。

対応が必要な箇所のサマリーが綺麗にまとまっています。
今回は古い環境を相手にしているので、ワークフロールールが残っていたり、 API バージョンが古かったりということも最優先で指摘されています。
そのまま提案された詳細確認まで進んでしまいましょう。


そもそものフローの処理概要、今回のバージョンアップの影響の調査がわかりやすくまとまっています。
調査のイメージは付いたでしょうか。 Salesforce の設定 UI を開くでもなく、 VSCode を開くでもなく、Claude とチャットすることで調査が進められます。
このチャットを繰り返すだけでもよいわけですが、当然やり取りした内容はそのままスキル化し、次回以降はエージェントにかなりの部分を任せてしまうことができます。
「ここまで調査してきた手順を、スキルにまとめ、次回のリリースノート更新時に1回の指示で、自律的に調査箇所一覧の洗い出しと影響のありそうな箇所の特定、修正方針がわかるものはそこまでをサマリーして記述したタスクリストを作成するようにしたい」


おっと、一部しか調査をしないままスキル化したので限定された範囲で作成されてしまいました。
全メタデータを対象にしてもらいましょう。
「フローだけでなく、すべての章に対して関連するメタデータを確認するようにしたい」

ここまで1時間もなく進められたのではないでしょうか。
これまではこの調査に2-3日かけていたのではと思いますが、相当短くなりましたよね。
さらにこの作業、4ヶ月に1回やってくるという頻度で、なかなか手順化もしにくくてスキルの平準化もできてこなかったのではないでしょうか。
スキル化し、その先の Copado AI の活用を進めるもとで、手元の環境の準備も不要で、スキルの平準化も図れるアイデアをぜひ試してみてください。
さて、来る 8/25 に本ブログの内容を踏まえたウェビナーを開催致します。
スクリーンショットを多めに入れては来ましたが、イメージがつかなかった、やってみたけれど質問したい、実は他にも悩み事がある、という方はぜひご参加いただき遠慮なくご相談ください。
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今月からWinter ‘27のリリースノートが公開されています。準備ははじめられていますでしょうか。
本ウェビナーでは、Salesforceに関わるすべての方に向けて、Copado AIとClaudeを組み合わせて利用し「リリースノート確認」から「影響調査」「計画立案」、そして「修正対応」まで、スムーズに行う最新ワークフローをご紹介します。
調査の手間や影響範囲の特定にかかる時間を大幅に削減し、アップデート対応を効率化する実践テクニックを解説。AIを駆使してWinter ’27への対応をいち早く完結させたい方は、ぜひご参加ください。
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